「英語を習わせたいけど、習い事の送り迎えや家事で忙しくて…」 「子どもは習い事よりゲームばかりしているけど、あれで英語が身につくなら…」
このような悩みや期待を持つお母さんは少なくないのではないでしょうか。現代の忙しい親子の生活において、新たな習い事を追加することは、時間的にも金銭的にも大きな負担となります。
しかし、お子さんがすでに夢中になっているものを活用できれば話は別です。今、マインクラフト、フォートナイト、APEXといった人気ゲームが、実は優れた英語学習ツールとして注目されているのをご存知でしょうか?
本記事では、お子さんが夢中になっているゲームを通じて、家庭で無理なく英語力を伸ばす方法をご紹介します。忙しいお母さんでも実践できる「隙間時間英語学習法」で、お子さんの未来の可能性を広げていきましょう。
小学校低学年から英語を学ぶメリット
子どもの脳は言語習得に関して「スポンジ」のような特性を持っています。言語学習には「臨界期」と呼ばれる最適な時期があり、特に発音や自然な言語感覚を身につける上では、早期からの学習が大きなアドバンテージとなります。
小学校低学年のうちに英語の音やリズムに触れることで、ネイティブに近い発音や、英語特有のイントネーションを自然に習得できます。これは大人になってから学習を始めると、非常に難しいスキルです。
また、早くから英語に親しむことで、「英語は楽しい」という感覚が育まれ、将来の英語学習への抵抗感を減らすことができます。小学校での英語必修化が進む中、家庭での英語体験が学校での学習をスムーズにする下地を作ります。
何より重要なのは、子どもの興味と学びを結びつけることで、「学習している」という意識なしに、自然と英語が身につくというメリットです。ゲームという楽しい体験を通じて、英語が生きたコミュニケーションツールであることを体感できるのです。
▼ 文部科学省:言語獲得/学習の臨界期に関する補足メモ
「文部科学省サイト」にアクセス
人気ゲームを通じた英語学習の効果
「楽しい」と感じることが学習においていかに重要かは、脳科学の観点からも証明されています。楽しさや達成感を感じると、脳内では「ドーパミン」という神経伝達物質が分泌され、これが記憶の定着や学習効率を高めることが分かっています。
人気オンラインゲームの魅力は、単に楽しいだけでなく、実際のコミュニケーションの場を提供してくれる点にあります。ゲーム内では必然的に英語を使う状況が生まれ、「実践的な英語使用」の機会を得ることができます。教室での学習とは異なり、リアルタイムで言葉を使いながら目的を達成する経験は、言語習得において非常に価値があります。
特にオンラインゲームでは、世界中のプレイヤーと交流する可能性があり、英語を実際に使う必然性が生まれます。「伝えたいことがある」という状況が、言語習得の強力な動機づけとなるのです。
さらに、子どもが自発的に取り組みたいと思うゲームを通じて学ぶことで、「勉強させられている」という感覚ではなく、内発的なモチベーションを持って英語に向き合うことができます。これは長期的な英語学習において非常に重要な要素です。
マインクラフトで英語力を伸ばす方法
マインクラフトは、その教育的価値の高さから世界中の教育機関でも採用されている人気ゲームです。クリエイティブな要素が強く、様々な年齢層に適しているため、英語学習のプラットフォームとしても優れています。
小学校低学年のお子さんであれば、まずはゲーム内のアイテム名や生き物の名前など、具体的な名詞から始めるといいでしょう。「tree」「stone」「pig」「diamond」など、視覚的に結びつけながら英単語を覚えていくことができます。親子で一緒にプレイする際に、これらの単語を積極的に英語で呼ぶ習慣をつけると効果的です。
小学校中・高学年になると、より複雑な建築物を作る過程で、方向や位置を示す表現(「on the right」「under the bridge」など)や、動詞を使った指示(「put the blocks here」「dig deeper」など)を実践的に学ぶことができます。
中学生のお子さんであれば、英語圏のサーバーに接続して国際交流を体験するのも良いでしょう。多くの英語版サーバーには日本人プレイヤーも参加しており、初心者でも安心して始められる環境があります。
具体的なアクティビティとしては、「英語で建築コンテスト」がおすすめです。お子さんに英語で建築物の説明をしてもらい、それを親が再現するというゲームです。「Build a house with red roof and blue door」のような指示を出し合うことで、形容詞や前置詞などを自然に学べます。
また、「英語説明でトレジャーハント」も効果的です。マインクラフトの広いマップの中に宝物を隠し、英語での指示だけを頼りに探すというゲームです。「Go north until you see a big mountain」「Turn left at the river」といった表現を実践的に使うことができます。

フォートナイトを活用した英会話スキルアップ法
フォートナイトは世界中で3億5000万人以上のプレイヤーを持つ大人気ゲームです。チームプレイが基本となるため、コミュニケーションの機会が豊富にあります。
小学校中・高学年からのお子さんであれば、ゲーム内の基本的な英語表現から始めるといいでしょう。「Let’s land here」「Enemy spotted」「I need healing」などの基本フレーズは、ゲームを有利に進めるためにも重要です。これらの表現を日本語と英語の両方で確認しながらプレイすることで、自然と英会話の基礎が身につきます。
中学生になれば、より戦略的なコミュニケーションが可能になります。「There’s a team approaching from the south」「Let’s rotate to the zone」といった複雑な状況説明や戦術の提案などを英語で行うことで、実践的な英会話力が養われます。
具体的な学習方法として「英語だけでチャレンジ」を設定してみましょう。例えば毎週土曜日の1時間は英語オンリーでプレイするなど、ルールを決めて実践します。最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返すことで徐々に英語での指示や応答がスムーズになっていきます。
また、プロプレイヤーの英語配信を親子で観戦し、使われている表現をメモするという活動も効果的です。プロの解説を聞きながら、ゲーム用語の正確な発音や使い方を学ぶことができます。
フォートナイトでは、語学学習を目的としたクリエイティブモードのマップも公開されています。このような英語学習に特化したゲームモードを活用すれば、より効率的に英語を学ぶことができるでしょう。
ただし、オンラインゲームにおける安全性は常に意識することが大切です。特に小学生のうちは、親が一緒にプレイするか、ボイスチャットの相手を友人のみに制限するなどの対策を取りましょう。

APEXを通じた中学生の英語コミュニケーション力向上
APEXレジェンズは、より高度なチームプレイとコミュニケーションが求められるゲームで、中学生以上のお子さんに適しています。特に瞬時の判断と明確な情報共有が求められるため、実践的な英語コミュニケーション能力を鍛えるのに最適です。
APEXの特徴は、「ピンシステム」と呼ばれる非言語コミュニケーションツールがあることです。これを活用すれば、英語初心者でも基本的な情報共有が可能です。しかし、より高度なプレイを目指すならば、音声チャットでの英語コミュニケーションが欠かせません。ゲーム内で頻繁に使用される英語表現には、「Enemy spotted」(敵を発見した)、「I’m taking fire」(攻撃を受けている)、「Let’s push」(攻めましょう)、「I need healing」(回復が必要)などがあります。これらは実際の会話でも応用できる実用的な表現ばかりです。
特に注目すべきは、APEXのような戦略性の高いゲームでは、「状況を簡潔に伝える力」「素早く的確に応答する力」「チームで協力して問題解決する力」など、実社会でも求められるコミュニケーションスキルが養われることです。
具体的な英語学習アクティビティとして、「ピンと基本コールの英語表現集」を作成してみましょう。ゲームでよく使う表現をリストアップし、それを見ながらプレイすることで、徐々に英語での情報共有に慣れていくことができます。
また、ゲームの前後に「作戦会議を英語で」行うのも効果的です。「Where should we land?」(どこに降下する?)、「What weapons are you looking for?」(どんな武器を探す?)といった基本的な質問から始め、徐々に複雑な戦略の話し合いへと発展させていきましょう。
中学生以上であれば、北米サーバーなど海外のサーバーでプレイする経験も貴重です。最初は聞き取りが難しく感じるかもしれませんが、ゲームという共通の文脈があるため、予測しながら理解することが可能です。「わからなくても参加する勇気」が、英語上達の大きな鍵となります。

隙間時間で実践できるゲーム連動型英語活動
ゲームそのものを英語で行うことに加え、日常のちょっとした隙間時間にも英語学習を取り入れることで、効果をさらに高めることができます。
例えば、夕食の準備中や食事中に「今日のゲーム英語フレーズ」を家族で共有する時間を作ってみましょう。その日にゲームで学んだ新しい表現を一つずつ紹介し合い、使い方や意味を確認します。「Today I learned “cover me” in Fortnite. It means…」というように、学んだフレーズを文脈と共に説明することで、理解が深まります。
また、学校の英語の宿題とゲーム体験を結びつける工夫も効果的です。例えば、マインクラフトで建設した建物について英語で短い説明文を書く、APEXでの印象的な試合の様子を英語で日記に書くなど、実体験と英語学習を連動させることで、より意味のある学習になります。
週末には少し時間をとって「ゲーム用語英単語クイズ」を家族で楽しむのもおすすめです。ゲームで使われる英単語とその意味をカードにして、簡単なクイズ形式で復習します。ゲームへの興味が英語学習のモチベーションとなり、自然と単語力が増えていきます。
また、ゲームをしていない時でも、日常会話の中にゲームで学んだ英語表現を取り入れる習慣をつけると良いでしょう。例えば「Dinner is ready! Let’s go to the kitchen!」(夕食の準備ができたよ!キッチンに行こう!)のように、シンプルな指示を英語で伝える機会を増やしていきます。
こうした日常の小さな積み重ねが、ゲーム内での英語使用と相乗効果を生み、お子さんの英語力を総合的に高めていきます。
親子で継続するためのコツとモチベーション維持法
どんな学習も継続が鍵ですが、特に言語学習は日々の積み重ねが重要です。親子でゲームを通じた英語学習を長く続けるためのコツをご紹介します。
まず大切なのは、無理のない「習慣化」です。毎日30分間英語でゲームをするという目標よりも、週に2回、15分だけでも「英語タイム」を設定するほうが続きやすいでしょう。カレンダーに予定として書き込んだり、家族で約束の時間を決めたりすることで、習慣として定着させやすくなります。
親がゲームに詳しくなくても大丈夫です。むしろ「教えてもらう立場」になることで、お子さんが英語で説明する機会が増えます。「What does this mean?」(これはどういう意味?)、「How do you say this in English?」(これは英語で何と言う?)と質問することで、お子さんが「教える」体験を通じて学びを深めることができます。
お子さんの英語上達を可視化することも、モチベーション維持には効果的です。「英語ゲーム日記」のようなノートを用意して、新しく覚えた表現や、オンラインで交流した経験などを記録していきましょう。時々振り返ることで、成長を実感できます。
また、ゲーム時間の管理も重要なポイントです。「英語でプレイする時間」と「通常のゲーム時間」をわけ、英語学習としての時間は別枠で設定するという工夫も有効です。こうすることで、「英語を使えばゲーム時間が増える」というポジティブな動機づけにもなります。
学校の英語学習との連携も意識すると良いでしょう。学校で習った表現をゲーム内で使ってみる、逆にゲームで覚えた単語が学校の授業で出てきたら教えてもらうなど、学校学習と趣味を結びつけることで、英語が生きた言語として感じられるようになります。

実際に効果を感じた親子の体験談
ここでは、実際にゲームを通じて英語力向上を実感した親子の体験をご紹介します。
小学3年生の息子さんを持つAさん(35歳)は、息子のマインクラフト好きを活かした英語学習に取り組みました。最初は日本語版で遊んでいた息子さんですが、英語版に切り替えたところ、わずか3ヶ月で100以上のゲーム関連英単語を覚えたそうです。「最初は戸惑っていましたが、遊びたい気持ちが勝って、自分から辞書を引くようになりました。今では英語の授業で習う単語が出てくると『これマイクラで見たやつだ!』と目を輝かせています」とAさんは話します。
小学6年生の娘さんを持つBさん(42歳)は、フォートナイトを通じて国際交流の機会を得ました。「娘は同じクラスの友達と英語モードでフォートナイトをプレイするのが週末の楽しみになっています。最近では海外のプレイヤーとチームを組むこともあり、簡単な英語でのコミュニケーションができるようになりました。学校の英語の授業でも積極的に発言するようになり、先生にも変化を褒められました」と喜びを語ります。
中学2年生の息子さんを持つCさん(39歳)は、APEXを通じた英語力の向上に驚いています。「最初は恥ずかしがって英語で話せなかった息子ですが、海外の上手なプレイヤーと組みたいという気持ちから、少しずつ英語を使うようになりました。今では基本的な戦略会話ならスムーズにできるようになり、英語のリスニングテストでも高得点を取るようになったんです。ゲームの経験が自信につながったようです。」と成果を実感しています。
これらの体験に共通するのは、「楽しさ」が学習の原動力になっていることと、実際にコミュニケーションする機会があることで英語が「生きた言語」として定着しているという点です。
今日から始められるアクション
小学校低学年からの英語学習は、将来の英語力の土台を作る重要な時期です。そして、お子さんが夢中になっているゲームは、そのための最高の教材となり得ます。マインクラフト、フォートナイト、APEXといった人気ゲームを通じて、楽しみながら実践的な英語力を身につけることが可能なのです。
今日からできるアクションとして、まずはお子さんのゲームの様子を観察してみましょう。どんな英語表現が使われているか、どんな場面で英語が必要になるかを把握することが第一歩です。そして、各ゲームの設定を英語に変更したり、英語での簡単なフレーズを一緒に練習したりすることから始めてみましょう。
長期的には、ゲームを通じた英語学習が、お子さんの「英語は楽しい」「英語は使えるもの」という感覚を育み、将来の可能性を広げるきっかけになることでしょう。親の役割は、適切な環境作りとサポートです。時には一緒に学び、時には見守る姿勢が大切です。
ゲームに費やす時間が「ただの遊び」から「価値ある学習時間」に変わる可能性を信じて、今日から一歩踏み出してみませんか?お子さんの英語力向上の旅に、楽しみながら伴走していきましょう。
メタバース英会話では、無料体験レッスンを年間を通じて受け付けています。
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